JCO臨界事故24周年集会のご案内(9月21日更新)
1999年9月30日に東海村で発生したJCO臨界事故から24年目を迎えます。当時、日本の原子力史上最悪となった事故では、JCO社員3人が大量の放射線を浴びた後2人が亡くなり、労働者と地域住民の667名が被曝(政府発表)、周辺30万人が屋内退避となりました。これまで言われてきた原子力の安全とは「神話」にすぎないことが明らかになった事故でした。福島原発事故から12年が過ぎても、未だ3万人を超す人々が避難生活を強いられ、事故の収束も見通せない中にあります。8月24日、政府と東電は漁業者との約束を一方的に反故にし、放射能汚染水の放出を強行しました。国内外から多くの批判の声が上がりました。
さらに、岸田政権は、老朽原発の60年超運転を可能にする「GX法」を国会で成立させました。同じ東海村にある日本原電の東海第二原発では、再稼働に向けた「安全性向上対策工事」の2024年9月完了を目指していますが、許すことはできません。
岸田政権の原発推進政策に対抗し、あらためてJCO臨界事故と福島原発事故を忘れず脱原発社会への政策転換を図るために、日音協も参加する原水爆禁止日本国民会議など6団体は、今年のJCO臨界事故24周年集会を下記の通り開催します。日音協はうたも演奏もありませんし、交通費も負担できませんが、可能な範囲での参加を呼びかけます。
JCO臨界事故24周年集会
JCO臨界事故を忘れない! とめよう、東海第二原発の再稼働!
- 日 時 9月30日(土)開場12:00 集会13:00~14:40/デモ行進14:50~15:40
- 場 所 東海村・石神コミュニティセンター 地図はこちら
茨城県那珂郡東海村石神内宿1609 / TEL 029-283-2868
交通:JR東海駅から約2.4キロ、徒歩35分。車では5分。
駐車可能は90台です。車の方は必ず乗合せで参加して下さい。 - 主催団体 原水爆禁止日本国民会議/原子力資料情報室/臨界事故を語り継ぐ会/
茨城平和擁護県民会議/茨城県平和フォーラム/東海第2原発差止訴訟団 - 内 容
- 集会 13:00~14:40
- 黙とう
- 地元挨拶
- 主催者挨拶
- 学習講演 「繰り返してきた原子力事故 原子力政策の大転換を批判する」
講師 伴 英幸(原子力資料情報室共同代表) - 特別報告 「東京高裁とこれからの闘い」
大石光伸さん(東海第2原発差止訴訟団共同代表) - 集会アピール
- 閉会挨拶
- デモ行進 14:50〜15:40(会場~JR東海駅まで2.4キロ)
- 集会 13:00~14:40
- 日音協としての取り組み
- 日音協はステージ上の出迎え演奏はなく、その他うたも演奏も予定しません。
- 参加いただける方は9月23日(土)までに、お名前、連絡方法(インターネットメールや携帯電話など)、交通手段と到着予定時刻をお知らせください。メール送信はこちらから。
- 当日の連絡責任者は、金田事務局長とします。
